【大阪での創業融資】60歳を超えていますが融資を受けられますか?
「60歳を超えて、転職もなかなか難しいですから…」
「それで、小さなお店でも始めようかと思っているのですが、融資を受けられますか?」
こういった方からの相談です。
結論から言うと、60歳からでも融資を受けることはできます。
逆に、55歳を超えている方が優遇を受けられる制度もあります。
女性、若者/シニア起業家支援資金
https://www.jfc.go.jp/n/finance/search/02_zyoseikigyouka_m.html
・・・なのですが、だからと言って60歳からでも「融資を受けやすい」わけではないことに注意してください。
その理由は?
「60歳からの起業を、国も支援してくれるんだ!」という誤解をする人が多い
つまり、「そろそろ定年だし、いっちょ独立してみるかー!国も55歳以上の独立を応援してるみたいだし!」
という誤解のもと、日本政策金融公庫が求める条件、たとえば、
・自己資金が基準となる金額を超えていること
・経験年数がしっかりあること
などをすっとばしてしまって、融資を受けようとする人も多いからです。
じゃあ、国は55歳を超えての独立を応援していないのか?
こう思うかもしれません。
でも、そんなことはありません。
実際に、融資を受ける際の金利は0コンマ数パーセント下がります。
その他返済条件でも優遇を受けられることもあります。
まとめ
60歳を超えて融資を受けることはできますか?
という問いに対する答えは、
「受けることができます。また、優遇されています。」
ということと、
「ただし、融資を受ける条件としては、60歳を超えている人の方が有利、ということはありません。」
ということになります。
創業融資のご相談は、税理士、大山俊郎までどうぞ。
税理士の大山俊郎でした。
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