【融資の必要書類】通帳は「原本」が必要・・・?

税理士、大山俊郎です。

 

日本政策金融公庫の融資では、「通帳のコピー」が必要です。

 

これは、自己資金要件があるからです。

 

自己資金がいくらあるかを証明(疎明)するには、通帳を見せるしかありません。ですが、実際の日本政策金融公庫の融資では、通帳の「原本」が求められるのです。

 

この記事では、実際の融資の現場から、通帳の「原本」必要とされる理由と、考え方についてお伝えします。

 

 

【融資の必要書類】通帳の原本は、やはり不要・・・?

 

実際、通帳の原本を提出してしまうわけではありません。

 

日本政策金融公庫の担当者さんとの面談中、その場で通帳の原本を見せる必要があります。でも、その場でコピーを取りますので原本は返してもらえます。

 

そうしないと明日から通帳が使えなくなってしまいますもんね。

 

「それなら、はじめから通帳のコピーを提出しておけばいいのでは?」

と思いませんか?

 

 

【融資の必要書類】それでも通帳の原本が必要な理由

 

コピーを取るのに、通帳の原本を見せる必要がある理由・・・

 

それは、「通帳コピー」の偽造ができてしまうからです。

 

つまり、事前に通帳のコピーを提出してはいても、そのコピー自体を偽造する可能性がある以上、日本政策金融公庫としては通帳の原本を預かる必要があるのです。

 

 

【融資の必要書類】面談当日に通帳の原本を忘れたら?

 

通帳の原本は、面談時に担当者にいったん渡す必要があります。原本を実際に手に取ってチェックするためです。

 

ですから、通帳の原本を忘れたらひとまず借り入れの申し込みをして、後日通帳の原本を持って日本政策金融公庫に訪問する必要があるのです。

 

通帳の原本を忘れたからと言って、

 

「じゃあ今回はコピーで結構です」

 

とはならないということです。

 

 

【融資の必要書類】通帳の原本まとめ

 

免許証やパスポートと同じく、通帳も原本の提出が必要です。

 

他の資料はコピーで何とかなっても、この2種類(「本人確認書類」と「通帳」)だけは何があっても原本をいったん提出する必要がありますので注意してくださいね。

 

 

税理士、大山俊郎でした。

 

 

 

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